第6回 SI : ドライバ出力検討

ドライバの出力が変更できるICに限りドライバの出力検討を行います。
ドライバ出力はドライブストレングス(駆動能力)、スルーレート(立ち上がり/立ち下がり)の等の調整が行えます。
下記では3.3V駆動ICのドライブストレングスを変更した際の波形の違いを確認しています。
12mA,16mAでは大きなオーバーシュート(立ち上がり電圧が駆動電圧より高くなる状態)、アンダーシュート(立ち下がり電圧が0Vより低くなる状態)が確認できます。4mAでは立ち上がり/立ち下がりに段付きが確認できます。この伝送路の場合はドライブストレングスが8mA設定が最適と考えられます。