第3回 信号品質(Signal Integrity)の概要

信号品質(Signal Integrity)は電子機器の上に載っているIC間での電気信号通信が出来ているかをチェックします。

左側の送信ICからOFFからONになる電気信号を流した時に右側の受信ICでOFFからONになる信号を読み取ることが出来るかを確認します。動作の速い製品になると左側の送信ICから信号を送ったのにも関わらず右側の受信ICで信号を読み取ることが出来ないことがあり、開発・設計現場では対策が必要になります。
プリント基板の信号品質シミュレーションでは製造段階前に送信ICから再現信号を送って受信ICで信号を確認します。
今回は信号品質(Signal Integrity)の概要を紹介致しました。
次回は信号品質(Signal Integrity)の続き、信号が読み取れなくなる要因を紹介していきます。