第16回 シミュレーションモデルの入手、手戻りを防ぐには?
デバイスのシミュレーションモデルになるIBISモデル、実際にそのIBISモデルがシミュレーションで使用して良いものか確認が必要です。場合によってはIBISモデルについての確認や再度IBISモデルの入手をお願いすることが御座います。
事前に、下記の事項をチェックしているとデータ確認や再手配の工数を減らせるかもしれません。
・シミュレーション対象の部品とIBISのモデルや[Component]記述名は合っていますか?
デバイスによっては温度特性でIBISモデルを分けていたり、パッケージが異なる場合、[Component]が分かれています。
・解析対象の部品の回路図ピン番号、信号名とIBISの[pin]記述は合っていますか?
HP上から入手できるFPGAのIBISモデルはそのままでは十分なシミュレーションが出来ません。
開発ツールから生成されるIBISモデルが必要で、回路図と情報が合っているかの確認が必要です。